自由な学校の驚きの運動会 飛騨に住む僕が福井の勝山の小学校に息子を通わせている話 ③

かつやま子どもの村小学校の運動会
かつやま子どもの村小学校にも運動会がある。
競技など練習なしの本番一発だ。
もちろん準備に対しては時間をかけるが、
親や招待客に良く見せるための練習はしない。
しかもこの運動会、どの競技に誰が参加しても良いのだ。
逆に、出たくない競技には無理して出なくていい。

企画・運営は中学生
さらに、企画・運営は中学生が行う。
楽しい企画をしなければ、参加者が集まらない状況になり競技として成立しない。
自分たちが参加したい企画を考え、みんなに楽しい時間を過ごしてもらうためスムーズな運営をしようと考える。
失敗したところは反省し、次の機会に生かす。
これって、僕たち大人がやるイベントの試行錯誤と何ら変わらない。
中学生のうちからこのような機会をもらいチャレンジできることは、本当に有意義だと思う。
中学生が自ら楽しんで企画運営し、それを大人や子ども関係なく楽しむのがかつやま子どもの村小学校の運動会だ。
次男は走るのが好きで、幼稚園の年中でありながらリレー競技に参加した。
順番は特に決まりがないので相手は大人だったw
大人も手加減なしに一生懸命走るし、次男も必死に走る。
次男は走りきった満足感、そして楽しそうだったし、何よりみんな笑顔だ。
そして競技が終わると、自然と拍手が起きる。
こんな運動会はあるだろうか?
純粋に楽しむためだけの運動会
これが広がったら、走ることや競技が好きな子ももっと増えるだろうし、
自分の好きなことを大切にできるんじゃないかな。

世界をよりよく、おもしろく。