スノーピーク地方創生コンサルティングの後藤社長とのおはなし。その3

地方を考えるヒントになると思う。

B級ではなくS級の体験

地方にありがちなのは、B級の体験で勝負しようとしてしまう事だ。
B級が悪いと言ってるわけではない。
予算のこともあるので、B級路線を模索する事は戦略として理解できる。

そこで、S級の体験が誕生した状況を想像してみよう。
いままで市場の形が土俵だと思って押し合いをしていた人の一部が、実はS級の存在する山だと気づき、高みを目指し登りはじめる。その数は徐々に増えていくだろう。

みんなが必然的に高みを見る状況を仕掛けることで市場が拡大し、地域が潤う。
しかし実現するには、苦しいことばかり。
０から１を生み出すアクションは常にいろいろな苦労が伴う。
それは、チャレンジャー、フロンティアには当然のこと。
だからこそやる価値がある。

地域を着替えさせる

S級と言ってもじゃあどうすればいいのか？
やみくもに費用をかけなくてもいい、地域を着替えさせるのだ。
例えば、イベントに参加する食堂のおばちゃんには、いつものエプロン姿ではなくコックのような身だしなみに着替えてもらう。
こんなところに こだわるのかってところに、徹底的にこだわる事が大切だ。

ものすごく特別な事をするのではなく、いつもある景色を少し着替えさせることで

S級の体験は作れる。
地方には希望しかない。

過去記事と合わせてお読みください。




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