有名編集者 箕輪さんのイイ話
2017年のメモがあった。
話題の人気編集者、箕輪さんと会話した時のメモである。
読み返すとなるほどって感心することがあったので、
自分の思考の整理のために文章として残しておく。
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どんな時代になっても自分の意見を代弁してくれる人に人気は集まったりするものだ。
例えば、ロックミュージシャン。
昔は歌詞に世の中の批判や自分の想いを載せ、熱狂者を生み出していた。
それがテレビが普及すると、コメンテーターと呼ばれる辛口発言をする人が人気を集める。
そしてSNSが普及した今、スポンサーなどに遠慮せず本音で話す起業家が人気を集めている。
日頃言えない自分の意見を代弁してくれることに共感が生まれ、その人を支持する。この根本は昔から変わっていないと思う。
どんな時代も、自分に変わって、世の中に是非を問う人に人気が集まるのである。また、一般常識を自分の感情を込めて語っても、共感は生まれない。
やはり、自分らしく生きている中での疑問に声をあげるから、そこに共感が生まれるのである。
だからこそ、ロックな人生を歩んでいる人に注目は集まりやすいし、一部の人からの共感も得やすい。
だけど、例えば本で超ベストセラーになって100万本売れたとしても、15歳~64歳の人口7600万人からみると、ちっぽけな数字ともいえる。
ロックな生き方はカッコいいけど、それぞれ自分らしい方法で社会に貢献することのほうが大切だ。
ロックな生き方が全てではなく、クラシックもあれば、トランス、レゲエ、EDMもある。生き方は人それぞれだ。
みんな、注目を浴びるロックを目指したがるけど、
地味でも自分らしく生きているヤツの方が、よっぽどカッコいい。僕はそう思う。
あなたらしく、精一杯輝くことが大切。
結局は自分らしく生きてる奴が一番カッコイイ。