グルメ記事です カシミール 北浜 大阪スパイスカレーの先駆けといわれたりしてます
大阪のスパイスカレー好きにオススメを尋ねると、決まって口にする”カシミール”。
めちゃ並ぶよとも聞いてたので、時間を確保して、ついに行ってきました。
店に着いて並び始めてから食べ終わるまで2時間くらいでした。映画か。
あ、映画に行くくらいの感覚でいいかもです。
薬膳カレーのおもむき
マトンのミックスA 1300円
西洋風のカレーではなく、とろみのほぼないシャバシャバカレーです。
スパイスが複雑に絡んでて、薬膳のような趣き。
ちなみにスパイスカレー屋さんでよくある”あいがけ”みたいのはここには無いです。
壁に貼ってあるメニューで”ミックス”の文字があったので、あいがけ注文したら
「一種類だけで十分うまいからやってない」と店主後藤さん。
職人だ。
ミックスってのは、ふつうの一皿に、具材を足してボリュームを多くしたものです。
ミックスAは卵なし
ミックスBは卵あり
ご飯は白米と玄米で選べます。
個人的には歯ごたえの残る玄米がオススメ。
酸味が強く立ちあがる
スパイスの辛味ももちろんあるんだけど、
トマトがコロッと入っていたり、酸味を強く感じます。
スパイスの複雑な香りはこれクセになるで。。
店内の様子
古い建物の1階、通路を進んだ奥にある。
清潔感があり、レトロでいい感じ
漫画や古い雑誌を置いてる。じゃりン子チエなどなど
お水とあれはセルフサービスです。なんだっけおつけもの。
※追記 ピクルスでした。
めちゃめちゃ待つ
12時オープンなんですが、そのはずなんですが、13時オープンになったりします。
なおかつ実質不定休だったりもするので、そういうもんだと思って行くとちょうどいいと思います。
カシミールがダメでも、この近くには美味しいカレー屋さんがたくさんあるので、そちらを開拓するのもオススメ。
殿様商売のような、いやな感じではぜんぜんなくて、店主のセンスを味わいに行くような独特な空間です。
店主1人で全部やるので、料理は一度に3皿まとめて作られてました。
ルールがいくつかあるので、身を任せるのが良いと思います。
・入店は店主から声かかってから
(カウンターのみの広くないお店なので、調整されてます)
・注文は店主が聞くまで待つ(一度のリミット3皿)
・料金は前払い
店主後藤さんはEGO-WRAPPIN’の初期ベーシスト
カシミールの店主、後藤明人さんは、エゴラッピンの初期メンバーでした。
少し前に、現メンバーがお店を訪問する記事が雑誌に出てたみたいです。
(エゴラッピンは私立探偵濱マイクの主題歌にもなった”くちばしにチェリー”が有名でしょうか。大好きなバンドです)
余談ですが、大阪のスパイスカレー界隈には元ミュージシャンが多いです。
それもベーシストの割合が多いような気がする。
なおかつみんな少し変わり者で、お店同士も仲が良い。
それぞれ全然違うこだわりがあってどこもおいしい。
スパイス好きには天国に近い環境ですな。
カシミール
癖になる人が多いのもわかる。
これ書いててまた行きたくなってきた。
次行ったらほうれん草チーズのミックスB、5辛をたのんでみる。
お店の場所
カシミール
住所 大阪府大阪市中央区東高麗橋6-2
電話 06-6943-1296
営業時間 12:00~(日によって違う)
定休日 土曜・日曜・月曜
アクセス 京阪電鉄・地下鉄 堺筋線 北浜駅④から東へ歩いて5分
席数 カウンターのみ8席
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